年末総選挙に思う

年末総選挙に思う。 今度の解散総選挙をわたしは「安倍晋三による目くらまし解散、あれよあれよ総選挙」と呼んでします。では「めくらまし」とは誰の目をくらまそうとしているのか?

それはもちろん国民の目です。

では何を目くらましにしようとしているのか?

それももちろん「アベノミクス」と彼が自ら名付けた一連の経済政策が国民のためにはなっていないということです。 「アベノミクス」を継続するか否かを国民に問うといって解散した当の安倍晋三本人がそのことを一番認識しているのです。だからこそ、それが国民にばれる前に解散し、国民が目くらましから目を覚まさないうちに、議席を確保しようというのです。 給与明細、年金給付明細を見てください。増えていますか?大多数の国民のふところは首相の言うようには暖かくなっていません。それなのにスーパーに行ってみてください。これまで1050円で買えていたものが、1080円で買えますか?買えていないでしょう。物価は家計を直撃しています。 それでは彼の言うようにこれから暖まるのでしょうか。それすら無理なことを自覚したからこそ、解散に打って出たのです。 そのもっとも堅調な兆候が、円安です。海外の市場は「アベノミクス」が失敗だと評価しているのです。日本経済の先行きに期待できないからこそ外貨が逃げ出しているのです。株価が安定しているというのも、実はわたしたちの年金が株式市場に注ぎ込まれることで、しばらくは高値が続くだろうからと様子を見ようと、いつ売り逃げるかと、その時期をにらんでいるだけなのです。外資が売り逃げた後には、年金基金の目減りだけが待っています。 では安倍首相が自分の広げた風呂敷を踏みにじられる前に、国民を「目くらまし」にかけて勝負に打って出て、何をたくらんでいるのかといえば・・・・ それは次回にお話しします。

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